整体での改善例 左の首が痛いのに左の首が悪くないのはなぜ？ 西宮 苦楽園「帆の風整体」

左の首が痛いのに左の首が悪くないのはなぜ？

肩こりや首に痛みを持つ方がご来院されました。

パソコンを使うばかりの仕事ではないにしても、スマホやタブレット（ipad）を常時使用されているそうで慢性的な肩こりがあったそうです。

しかし、我慢出来るぐらいだったので、だましだましやり過ごしてこられてました。

首に痛みを感じたり、頭痛もしばしば起こるとのことで放置しては危ないと考えられたのがご来院のきっかけとなりました。

歪みや可動域の検査をしてみると、首を回す時にゆっくりでしか首を回せなくなっていました。

また、首を左に捻った時に左首の根元から肩甲骨にかけて痛みが走り、首が回らない状態になっていました。

「左の首が悪いんですよね〜。」なんておっしゃられてましたが、

「意外とそうでもないケースも多いんですよ。」と首の動きについてご説明交えながら、体感して頂けるよう右の首の歪みを治して動かしてもらいました。

すると、右の首しか触っていないにも関わらず、左の首の痛みが消えていたのでビックリされてました。

「痛みを感じるところ＝悪い状態」という事ではないんです。

＝（イコール）の場合もありますが、必ずしもそうとは限らない。

「痛みがある＝その動きに無理がある」から痛みを感じるような仕組みになっています。

今回の場合も、左に首を捻ると体が異常を感じて左の首に痛みがでました。

左の首を捻るということは、左の首や肩にしっかりと力が入り、右の首や鎖骨周辺が緩んでいきながら、背中や腰も少しずつ少しずつ首を捻る動きについていって捻れます。

右の首が非常に強くこわばりがあって、左の捻る動きを邪魔してしまっていたので首が捻れずに痛みが出たんですね。

体のある部分の一つ一つの動きに、他の部位も協力できてはじめて一つの動きを完全にとることが出来る。

体の単純な動きの中にも、複雑で協力的なつながりを深く体感してもらいながら、整体を終了しました。

スマホやタブレットは首や肩に負担が少しずつたまってストレートネックや眼精疲労などになっていきます。

長時間のご使用にはくれぐれも気をつけて下さいね。